健康診断での出来事

〔弁護士 北岡秀晃〕

   先日、妻と2人で健康診断に行きました。毎年、この時期に同じ病院で受けている健康診断です。残念ながら、パーフェクトな健康状態ではなく、アルコールのせいか肝機能が定常域を超えているなど、人それぞれの問題点があります。

 ところが、この日問診をしてくれた看護師は、去年の健診で問題点を指摘された点について医療機関の診察や精密検査を受けていないことを、比較的強い口調で指摘し、今度は必ず受けるよう求めました。精密検査等を受けていないのは私の責任であり、返す言葉もないのですが、あまり強く言われると、「自分の体じゃ、ほっといてくれ!」と言いたくなります。私の後に問診を受けた妻などは、この看護師から「夫婦揃って放置している」などと言われたそうです。

 もちろん看護師さんも善意で言っているのでしょうが、「放置」というのはあんまりです。ものには言い方があるでしょうに。大変嫌な気分になりました。健康診断の結果も悪くなるような気がします。

 ひるがえって考えると、弁護士という職業にあるものとしても、言葉使いや言い方には注意しなければなりません。やはり法律事務所は、来るときはともかく、帰るときには気持ちよく帰っていただけなければなりません。

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