オルフェーヴルによせて

[弁護士 北岡秀晃]

 東日本大震災があった2011年の三冠馬で、2年連続してフランス凱旋門賞で2着となった競走馬オルフェーヴルが、この冬、引退しました。最後のレースとなった有馬記念は、8馬身差を付ける大差で圧勝。鮮烈な印象を残してターフを去りました。

 賭け事には全く縁がない私ですが、意外なことに、競馬には中学校のころから関心がありました。ハイセイコーという地方競馬出身の馬が一世を風靡した年の翌年、その年の二冠馬となったキタノカチドキが最初に知った馬でした。当時のテレビの競馬中継には、志摩直人や寺山修司といった詩人が登場し、競走馬にまつわるドラマや悲話を詩的に語っていたことが印象的でした。「風はその背にたてがみに」などという詩集もありました。のめりこんだ私は、日本や世界の名馬のことを書いた本や、血統などを研究した「サラブレッドの研究」という本を買ってもらって読んでいた記憶があります。

 当時は海外遠征する競走馬はほとんどなく、凱旋門賞を勝つ日本の競走馬が出てくることは夢のまた夢でした。あれから30年近く、オルフェーヴルは、1度目の凱旋門賞挑戦のとき、一瞬、レースを見るものすべてに「勝った!」と思わせました。が、その後ゴール直前で失速し、2着に終わりました。しかし、日本の馬が近い時期に凱旋門賞を勝つと予感させるレースでした。
 新しい年が希望に満ちた年になりますように。

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活かそう!守ろう!日本国憲法(6)-主権者として行動に立ち上がろう

[弁護士 佐藤真理]

 自民党改憲草案では、国防軍の創設を打ち出し、国防軍の機密に関する事項を法律で定めるとして、秘密保護法制を憲法に位置づけることが狙われています。
 その先取りとして、秘密保護法案が先の国会に登場しました。集団的自衛権の行使容認に踏み切り、米国とともに、海外で「戦争する国」を目指す安倍内閣は、米軍との「軍事情報の共有」と主権者国民への「情報隠し」を意図して、空前の反対世論を無視して、強行採決を繰り返し、12月6日、同法を成立させました。

 法律家団体、報道関係機関、学者・文化人、作家、映画・演劇関係者をはじめ、各界各層の広範な人々が反対行動に立ち上がりました。政府与党は、「人のうわさも75日」と高をくくっているようですが、成立後も、反対運動はひろがっています。秘密保護法の発動を許さず、廃止を目指す運動に是非ともご協力ください。

 2014年の通常国会に必ず出てくるのが、「国家安全保障基本法案」です。集団的自衛権の行使を公然と認め、国の安全保障施策に対する国民の協力義務、武器輸出3原則の放棄などが狙われています。仮に本法案の成立を許すようなことになれば、憲法9条の「死文化」は避けられません。「戦争する国」、「強権支配の国」、「天皇を戴く国」への暴走を阻止することが著しく困難となります。

 日本は今、秘密保護法、国家安全保障基本法など、「戦争する国」づくりを目指す「壊憲」安倍内閣の暴走=「時代の逆行」を許すのか、憲法が光り輝く「新しい日本」実現への第一歩を踏み出すのか、その岐路に立たされています。
 主権者である私たち一人ひとりが、憲法を護り、活かすための行動に立ち上がることが求められている時ではないでしょうか。

カテゴリー: sato

ご存じですか?社会保障法(プログラム法) 消費増税とダブルパンチ!(利用料が1割負担から2割負担へ)

[ 弁護士 吉田恒俊]

 去る12月5日、「持続的可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進移管する法律」(社会保障プログラム法)が、自民・公明両党の賛成多数で成立しました。同法は、負担を年齢別から能力別に転換することとし、医療分野では1割に据え置かれてきた70歳から74歳の窓口負担を来年の4月から順次2割に引き上げられます。

 介護保険についても、2015年度から、年収が290万円以上の利用者については、利用者負担を1割から2割に引き上げられます。消費税引き上げとダブルパンチになります。
 特養入所者に対する食費や部屋代の補助も縮小されます。所得が低くても、一定の預貯金や不動産がある人は、補助がなくなるのです。
 さらに、従来国が責任を持っていた要支援の人向けのサービスを市町村に移管します。財政的、人的基盤の弱い自治体では従来通りの施策を維持できない可能性もあります。
 また、特養への入所要件を厳しくします。現在は要介護1以上の人が対象ですが、要介護3以上の人に限定されます。同時に成立した改正生活保護法と生活困窮者自立支援法もまた弱い者いじめです。

 安部内閣は、秘密保護法で国民の目と耳を奪い、沖縄の米軍基地を温存恒久化し、原発縮小から推進へと転換し、さらに公然と武器を輸出しようとしています。この社会保障制度の改悪も「反国民」という点では根っこは一つだと思います。

バイク弁護士

[弁護士 冨島淳]

 冨島です。しばらく私の順番が回ってこない間に、すっかり冬らしくなりました(ブログの投稿をサボっていたわけではありません)。
 私は、通っていた大学が山の中腹(駅から歩いて20分以上)のところにあったため、大学時代に中型バイクを購入し、現在に至るまで約7年間乗り続けています。
 弁護士になれば自動車を買って、バイクに乗る機会もなくなるんだろうな…と思っていたのですが、意外にまだ自動車の購入に至っていないため、現在でも仕事で交通の便が悪いところへ行かなければならないときなどに、バイクを利用しています。自動車と比べても小回りがきくので、奈良の狭い道も全く苦にならず、重宝しています。

 ところが、学生時代のように毎日乗るわけでもなく、たまにしか乗らない上、忙しさでろくに手入れもできていないことから、いろいろと不具合も出てきつつあります。
 そうなると、修理するのにまた費用がかかってしまい、たまにしか乗ることができないわりに維持費がかかりすぎてしまいます。車検も近づいてきています。そうなると、長年お世話になったバイクとも、そろそろ別れを決断しなければならない時期かもしれません。
 こういうとき、なかなか決断ができなくて困ります。やはり7年も乗っているとものすごく愛着が湧いてくるものですね。手放すにしても、最後に一度はどこかへ少し遠出してみようかと思います。

過保護に育てられています

[弁護士 中谷祥子]

 私は、体調管理には自信がある方なのですが、少し注意散漫だったのか、先週久しぶりに風邪を引きました。

 月曜日、私がなんだか頭が痛いと言うと、吉田弁護士が症状を聞き取り、事務所に置いてある常備薬から症状に見合う漢方薬を探してくれました。

 火曜日、私が咳き込んでいたところ、山﨑弁護士がのど飴を一箱くれました。

 水曜日、引き続き顔色が悪い私を見て、藤澤弁護士がみかんをくれました。

 木曜日、意識朦朧としている私を見て、佐藤弁護士は、知り合いの漢方の先生に電話をかけ、その先生のところまで漢方薬をとりに行ってくれました。

 金曜日、ぐったりしている私を見て、藤澤弁護士が、法律相談の担当を代わってあげるから早く帰りなさいと言って、早退するよう勧めてくれました。

 また、事務局も心配して、毎朝入れてもらっているお茶が葛湯に代わっていたり、私の机の上にたくさんのど飴が置かれていたりしていました。

 そんなこんなで丸々1週間かかってしまいましたが、やっと体調が回復しました。

 先週は、所員の皆さまの温かさと優しさを改めて強く実感した1週間でした。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。いつもありがとうございます。

 今週から恩返しをするべく、またシャキシャキ働きたいと思います!