読書日記

[弁護士 山﨑靖子]

 大型連休も本当に終わりましたね。連休でしかできないことをした藤澤弁護士と違い、何となくだらだらと過ごしましたので特にブログネタはないので、最近読んだ本の紹介をします。

(その1)「親の家を片付ける」(ゆうゆう特別編集、主婦の友社発行)
 タイトル通り、親亡き後、あるいは生前に親の家を片付けた「子」の体験例を集めています。
 当然ながら、どれも大変。体力面でも気力の面でも。親を引き取るために片付けた人、親亡き後兄弟と、あるいは一人で片付けた人、夫の親の家を片付けた人、認知症の親の面倒を見ながら片付けた人・・・。片付ける「子」は50歳代~60歳代なので、体力は低下傾向、退職前で仕事もある、実家は遠方、となると、普通に引っ越す場合よりもはるかにしんどい。生まれ育った家なので思い出が押し寄せるとか、精神的なしんどさもある。
 さて、私も確実に、数年後には親(実親&義理親)の家を片付けないといけない立場になります。実父母・義父母、ほぼ全員が80歳代。倉庫や押し入れの中を考えるだけでしんどい。読んでいると我が身に置き換わってしまってしんどくなります。たた、家の片付けよりももっとしんどいのは親の片付け(=介護)ですが。

(その2)「子どもをひとり暮らしさせる親の本」(主婦の友社編、主婦の友社発行)
 長女が高校3年生で、順調に受験が終われば来年4月から一人暮らしになります。まだ早いと思いつつも買ってしまいました。
 アパート探しの方法とか、家財道具の購入方法、引っ越しの段取りとか色々具体的に書かれています。
 私も高校卒業と同時に実家を出ました。34年前のことですが、大学の入試制度が変わったことや、インターネットを利用するようになったことを除けば、それほど変わっていませんね。
 一番変わったことは、前は「出る立場」、今回は「出す立場」。前の時に親の気持ちを斟酌する余裕は全くなく、新生活のことだけを考えていましたが、逆になると心配で心配で…。
 心の準備をする意味で、ゆっくり読みました。

 2冊同時に読むと、「親」の立場と「子」の立場を両方考えることができます。「親離れ」も「子離れ」も大変ですね。

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