高校生模擬裁判選手権

〔弁護士 冨島 淳〕

 8月1日(土)に、「高校生模擬裁判選手権」なるものが開催されました。同選手権は毎年高校生の夏休みに開催されているもので、今年が9回目の開催となります。高校生が検察官チーム、弁護人チームに分かれ、現実の裁判さながらに被告人の有罪・無罪を巡って証人尋問・被告人質問等を行います。

 関西圏では大阪地方裁判所を会場として行われ、奈良県からは西大和学園高等学校の生徒の皆さんが出場し、私は同校を支援する弁護士として、同校の模擬裁判の準備に参加しました。

 今回はメンバー全員が模擬裁判選手権に初出場ということで、何をどう準備して良いのか、全て手探りで始まりました。また、定期試験や普段やっている部活、文化祭の準備などなど、他の活動と掛け持ちの生徒さんも多く、本当に忙しい合間を縫っての準備となりました。そのため、最初のうちはなかなか準備が進まないという状況だったのですが、本番が近づくにつれ、どんどん熱がこもってきて、最後のラストスパートで急成長を見せてくれました。

 本番では、大阪地裁の法廷で実際に証人尋問などを行い、準備してきたことを堂々と発表してくれました。結果は残念ながら入賞とはなりませんでしたが、本当によく頑張ったと思います。あとは、この悔しさをバネに、来年も頑張ってくれることを願うばかりです。

 このような活動も、弁護士としての大切な仕事だと思いますが、私にとってはむしろ、仕事の合間のリフレッシュと、自分ももっと頑張ろうと思えるだけのパワーをもらえることに繋がっています。来年も良いものが見られるといいなぁと、今から楽しみにしています。

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