大人の階段

[弁護士 山下 悠太]

最近、高校時代の友人と会う機会がありました。彼は大のヒップホップ好きで、学生時代はドレッドヘアーに上下ダボダボの服、という完全なB-BOYファッションだったのですが、その日京都駅に現れた彼は、なんと!ポロシャツにチノパン、ジャケットという出で立ちだったのです!曰く、「最近はこんな感じにしていこうと思って。」とのこと。

彼は高校時代は学年1、2を争う落ちこぼれで、どんなに留年の危機が迫っても決して午前中に登校することはなく、また決して授業中に目覚めていることもありませんでした。ロースクールに進学後も決して勉学に打ち込むことはなく、彼は私にとって最後の砦であり、大変心強く思っていたものです。

ところが彼も30を過ぎ公務員となり父となり、さすがにB-BOYという訳にもいかなくなったのでしょう。爽やかな出で立ちで、「今度の土曜は息子の100日健診やから。」などと言い出すのです。

思い出はいつも綺麗だけど、前に進まなくてはいけません。ということで、私も最近、服の断捨離をしています。断捨離した(しつつある)服をいくつか紹介したいと思います。

① ノースリーブのデニムのライダースジャケット(ダメージ加工あり)
大学時代に原宿で購入しました。さすがに着れないので従兄弟に送ろうと思います。

② トルネードマートの花柄シャツ
大学時代に渋谷で購入しました。当時花柄シャツが流行っていたこともあり、我が家には花柄シャツばかりが大量にあります。従兄弟に送ろうと思います。

③ ゴルチエの足首まである黒いロングコート
大学時代に尊敬する先輩からいただきました。90年代のビジュアル系バンドが着ていたようなコートですが、さすがに着れないので古着屋に売りました。3000円でした。無断で売ってすみません。

④ 真っ白なヘビ柄でブーツカットのズボン
大学時代に渋谷で購入しました。当時ブーツカットが流行っていたこともあり、我が家にはブーツカットパンツばかりが大量にあります。従兄弟に送ろうと思います。

⑤ 黒い革パーカー(コウモリのマーク付き)
大学時代に原宿で購入しました。従兄弟に(以下略)。

こんなものばかり送りつけて、さすがに従兄弟もキレかねないので、いくつかは普通に使えるアイテムも混ぜておくのがコツだな、と思っています。
クローゼットを整理して、大人スタイルを目指して行く所存です。

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