奈良マラソン2014

〔弁護士 冨島淳〕

 2014年12月14日。衆議院選挙が行われていましたが、奈良市では年に1度のビッグイベント、「奈良マラソン」も開催されました。

 私も、今年は2012年以来2度目のマラソンに挑戦してきました。運動不足が気になっていたので、エントリーすればトレーニングもするだろうという軽い気持ちでエントリーをした次第です。しかし、結局は3,4回ほど軽く走っただけで本番を迎えるという事態に陥り、全くの調整不足のまま当日を迎えたのでした。

 私は2年前に同大会を完走した経験から、比較的楽観ムードでレースに臨みました。有森裕子さんや笑い飯のお2人などに見送られ、スタートです。

2014.12.26 冨島

 序盤はなかなか快調でした。自然と当初予定していたペースよりも早くなってしまう程度に。しかし、容易に予想できたことですが、ここで快調に走りすぎたことが後に大きな影響を与えます。

 それは天理市にさしかかった25㎞過ぎでした。突如足にきました。足が重いというか、足が痛い。30㎞過ぎから足が痛すぎて走れなくなってきました。運動不足、練習不足のままレースに臨んだ自分を心から恨みました。残り12.195㎞もあるのか…と心も折れかけます。

 しかし、こういうとき沿道の方々の声援は、優しいと同時に厳しいのです。「がんばれ」「諦めるな」「まだまだいける」などなど。いや、もう精一杯頑張ってるよ、もう無理だよって言いたくなるけど、そんな風に言われたら不思議と頑張ろうっていう気持ちになるんですね。かっこ悪いところ見せられないなということで。ちなみに、奈良弁護士会公式マスコットのこまちゃんも、沿道で応援してくれていました。

2014.12.26 冨島(こまちゃん)

 結局、沿道の人がいないところは歩き、人が見ているところは走るということを繰り返し、何とか42.195㎞を走りきったのでした。最初いっしょに走っていた知り合いには置いていかれましたが…笑

 終わってみた感想はありきたりですが、こんなきついこと二度とやるか!というものです。2年前もそうでしたが。結局またいつか申し込んでしまうのかもしれません。
 なお、未だに足が痛いです。

 最後に。2014年も大変お世話になりました。皆さま、良いお年を。

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菅原文太さんを惜しむ

〔弁護士 吉田恒俊〕

 菅原文太さんが逝きました。やくざ映画には無縁の私でしたが、この数年彼の農園経営の記事が週刊誌などで大きく報道されるたびに、強い共感を覚えていただけに誠に残念です。私が、自分と家族の健康を守るために狭い自宅の庭で畑作りを始めたのは弁護士になって10年ぐらいからでした。その後、近所に50坪くらいの畑を借りて本格的に無農薬・有機肥料栽培を始めました。現在は自宅の隣の約100坪を畑として、小さな耕耘機を使って年中何かを栽培しております。
 
2009年から農業を始めた文太さんは、農家としてはかなり新米だと思うのですが、私のように仕事の片手間ではなくて、山梨県で約2.7ヘクタールの耕作放棄地を利用して有機農業を始めたのですから、スケールが違います。2012年には俳優業を引退して、「このままでは日本がだめになる。」と鳥越俊太郎さんらに「いのちの党」の結成を呼びかけました。

 有機農業だけでなく、この5年間、膀胱癌という病気を抱えながら、反骨と反戦のために人生の最後を捧げられたことに深い共感を覚えます。沖縄知事選挙の最中11月1日には病気を押して翁長雄志氏の集会に駆けつけ力強く辺野古移設に反対する翁長さんを激励しました。当初、主催者は5000人くらいと思っていたのに、約3倍の14000人も集まったのは、文太さんの力もあったと思われます。そして、翁長さんが圧勝した12日後の11月28日に帰らぬ人となったのです。

 「オレはまっとうに生きてこなかったから、せめて最後くらいはまっとうでいたい。」と冗談を飛ばした菅原文太さんは、今回の総選挙とその結果をどう見ているでしょう。

安倍政権の野望への審判を

[弁護士 佐藤真理]

 今日は稀代の悪法=秘密保護法の施行日ですが、今月14日は、衆議院選挙の投票日を迎えます。政府与党は、経済問題に集中し、秘密保護法や集団的自衛権の行使容認、即ち「憲法問題」については、議論を避けています。
 しかし、選挙が終われば、国民の信任を得たとして、次期通常国会に、集団的自衛権の行使を具体化する十数本の「安全保障関連法案」を出してくることは確実です。
 集団的自衛権は、我が国が攻撃を受けていないのに、他国が攻撃を受けたときに、我が国も他国とともに武力を行使するというもの。つまり自衛とは無関係に、他国の戦争に我が国が参加していくということです。実際には、地理的限定もなく、地球的規模で米国の戦争に参戦していくことになります。
 
 戦前・戦中の国民は、秘密保護法、治安維持法のもと、目・耳・口をふさがれて、中国やアジアへの侵攻を、「自存自衛の戦争」、「アジア解放の正義の戦争」と欺かれて、無謀な戦争に駆り立てられ、310万人の日本国民、2000万人のアジア諸国民が犠牲となりました。
 このような痛苦の歴史の反省の上に、戦後日本は平和国家・民主国家として再出発しました。憲法前文には、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」と定めています。
憲法9条と「平和的生存権」(前文)という先駆的な平和憲法のもと、戦後69年間、日本は、戦争で他国民を一人も殺さず、殺されることもなかったという実績を大事にしたいと思います。

 今の日本は、戦前の1930年代のようだと警告する人がいます。この「戦後」を、新たな「戦前」にしてはなりません。
 再び、日本を「戦争する国」に変えることを許すのか、憲法9条を守り、活かし、「戦争のない世界」へ貢献していく道を選ぶのか、が問われる選挙です。
 侵略戦争の歴史を忘れ、「戦争する国」、「軍事大国」を目指す安倍政権の野望に対し、主権者国民が明確な審判をくだすときだと確信しています。

                                      2014年12月10日

そうだ!選挙に行こう!

〔弁護士 中谷祥子〕

 中谷です。しばらくぶりのブログです。

 ブログの内容を考え始めて2週間、あれよあれよと衆議院が解散し、昨日公示されました。
 今回の選挙の投票日は、12月14日(日)AM7:00~PM8:00です!
 前回の衆議院選挙の投票率は、59.32%で、戦後最低の投票率だったそうです。

 選挙は、私たちの権利です。国政は、どこか私たちの生活に直接関係ないようにも思えます。しかし、本当に関係ないことなのでしょうか。消費税、派遣労働の問題、子育ての問題、介護の問題、年金の問題などなど、あなたの今の生活に本当に関係ありませんか?

 これらの問題について、私たち国民が直接話し合うことはできません。私たちにできることは、自分の選んだ誰かにそれを託すことです。その手段が選挙です。

 でも、12月14日は用事があって選挙には行けないよ、という人には、期日前投票というものもあります。本日から13日まで、各市町村に設置されている期日前投票所に行けば、投票することができます。基本的に、曜日に関係なく連日午前8時半~午後8時までやっていますからお仕事の帰りにでも行けますね。
 
 具体的な期日前投票の場所等については、お住まいの市町村にお聞きください。例えば、奈良市では以下の頁にお知らせが挙がっていますのでご参考にしてください。
http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1416711222249/index.html
 
 自分の生活がどうなるのがいいのかを、自分で考え変えていくために、皆さん選挙に行きましょう!